奈留島ってこんなとこ!

奈留島は九州の西海上に浮かぶ五島列島のほぼ中央に位置する、面積約25㎢の島です。奈留島のほか周辺の葛島(かずらしま)、前島(まえしま)などの付属島を町域として有し、現在の人口は約2,600人あまりです。
奈留島はかつて「鳴嶋(なるしま)」と呼ばれ、島の南端に位置する鳴神鼻が音を発していたことに由来すると言い伝えられています。
奈留島の歴史は古く、奈良時代、遣唐使や遣明船などの寄港地であったという記録が残されており、遣唐使が中止となった後も、大陸と日本の中継地として奈留島は発展しました。
昭和32年11月、町制施行により長崎県南松浦郡奈留町となり、人口も1万人を超え、島としての最盛期を迎えました。
平成16年に下五島一市五町の合併により、現在は長崎県五島市奈留町となっています。今も主な産業は漁業。近年は世界遺産候補の江上天主堂、豊かな自然を生かした観光にも力を入れています。

・前島のトンボロ
 前島と末津島の間にあり、島と島をつなぐ砂州の事を陸繋砂州(りくけいさす)と言います。奈留瀬戸の激しい潮流により小石が堆積して出来た砂州で、幅約10m、長さ約400mに及びます。干潮時には玉石で出来た浜が干上がり、前島と末津島が陸続きになります。青白くのびる前島のトンボロは、景観として美しいだけでなく、地形学的にも大変貴重である。ちなみに、日本三景のひとつ天橋立(京都)は、前島のトンボロと同じ成り立ちである。

・江上天主堂
 江上天主堂は教会建築の父・鉄川與助氏が手掛けたもので、木造ロマネスク様式の天主堂として最も完成度が高いといわれている。左右対称のシンプルな外観と純白に彩られた板張りの外壁がこの教会の特長である。また、内部はアーチ形の美しい天井、木目塗りの珍しい装飾が美しく価値の高い建築様式であり、平成14年に県の文化財に指定され、平成20年には国の重要文化財に指定されている。
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